カワタは4月25日、最近の業績動向を踏まえ、2013年10月22日に公表した業績予想を修正したと発表した。
個別業績については、年度後半の景気回復に伴う国内設備投資意欲の改善等により期末納入案件が増加し、売上高が前回予想を1億8100万円上回り、2・5%増となる72億8100万円の見込みとなった。損益面においては、売上総利益率は前年同期並みの約20%にとどまったものの、売上高の増加に伴う売上総利益の増加等により、営業損失は前回予想より1800万円改善して7200万円の見込みとなった。また、営業外収支は前回予想より若干悪化しているが、特別損益は前回予想より若干改善することにより、経常利益は前回予想を100万円下回り20・0%減となる400万円、当期純利益は前回予想を700万円上回り10・8%増となる7200万円の見込みとなった。
連結業績においては、売上高は、中国をはじめとする東アジアの需要が好調に推移し、日本においても景気回復に伴う改善が見られたこと等により、前回予想を10億800万円上回り6・9%増となる157億800万円の見込みとなった。損益面においては、販売費および一般管理費の増加はあるものの、売上高の増加に伴う売上総利益の増加等により、営業利益は前回予想を1億4100万円上回り32・0%増の5億8100万円、経常利益は前回予想を1億3600万円上回り34・9%増の5億2600万円、当期純利益は前回予想を5400万円上回り20・0%増の3億2400万円の見込みとなった。
2014年04月28日