ミシュランは4月28日、2014年度第1四半期の業績を発表した。
売上高はミシュラングループ合計では47億5800万ユーロで同2・4%減となった。
乗用車・ライトトラック用タイヤ事業は25億2000万ユーロで前年同期比2・4%減。トラック用タイヤ事業が14億6200万ユーロで同1・0%減。特殊製品事業が7億7500万ユーロで同5・2%減。
乗用車・ライトトラック用タイヤおよびトラック用タイヤ市場は、予想通り鉱業関連の顧客在庫が持続的に減少した東欧を除き、回復傾向にある。
販売量は3・4%増加。これは、ミシュランブランドのパフォーマンス、直需市場販売における推進力、世界規模のトラック用タイヤビジネスにおける成長、鉱山用タイヤ販売の不振を相殺する農業機械、二輪車、および航空機用タイヤビジネスにおける成長などの要因を反映したもの。
価格ミックスはやや不調となった。依然好調な原材料コスト環境における価格連動制および価格の見直しの影響、一部の為替のマイナスの影響を軽減する価格の引き上げ、プレミアム戦略の効果などの要因によるもの。また、ユーロ高に起因する、為替による4・6%マイナスの効果があった。
2014年04月30日