住友ゴム工業は4月28日、全国47都道府県54会場で4月5日に「ダンロップ 全国タイヤ安全点検」を実施したと発表した。
同活動は子供たちが安全に暮らす未来のための安全啓発活動「ダンロップ安全プロジェクト」の一環。タイヤ点検内容を集計した結果、タイヤの整備不良は3台に1台程度あり、空気圧の過不足が最も多く確認された。
同社では、2008年10月から年2回、全国47都道府県でタイヤ点検と安全啓発活動を「道の駅」やショッピングセンターなどで開催しており、今回で11回目の実施となる。タイヤ点検ではタイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの空気圧、残溝、タイヤ表面の損傷などの点検を行うとともに、タイヤの安全で正しい使用・管理方法について紹介する冊子を配布するなど、ドライバーにタイヤの日常点検の重要性を訴求している。
今回の活動では全国54会場で5895台の車両のタイヤ点検を実施した結果、タイヤの整備不良率は全点検台数の30・2%で、その内容は(重複含む)空気圧の過不足が28・3%と最も多く、以下タイヤ表面の損傷が6・4%、偏摩耗が5・9%、残溝不足が2・4%という結果だった。なお、今回の活動により、これまでの累計点検台数は5万台を超えまた。
同社では、今後もドライバーにタイヤの安全で正しい使用方法や管理方法などを周知していく方針。
2014年04月30日