東洋ゴム 新本社社屋の地鎮祭を実施

2014年05月07日

ゴムタイムス社

 東洋ゴムは5月2日、創立70周年を迎える2015年8月に、記念事業の一環として、本社を同社タイヤ技術センター(兵庫県伊丹市)敷地内に新築・移転すると決定したと発表した。また、新本社建設にあたり、5月2日10時30分より、建設予定地にて地鎮祭を行った。
 神事には、伊丹市市長をはじめとする同市行政関係者、設計監理者や施工者関係者、同社経営幹部など、合計約50名が列席し、地鎮の儀、玉串奉奠などを執り行った。
 同市長は、「同社が会社創立70周年という記念すべき年に、ここ伊丹市へと本社移転されることを歓迎する。市政を預かる立場から強力に支援していきたい」とコメントした。
 また、同社信木社長は「長年にわたりタイヤ工場を操業していた伊丹市に本社を移転できることを、社員一同大変うれしく思っている。伊丹市から国内はもとより、海外へも発信するグローバル企業として、ますます発展していきたい」とコメントした。
 同社では、戦略事業のグローバル展開強化と迅速な意思決定による経営のスピードアップを図るため、ゆかりの地である同市周辺に経営機能を集中・充実させ、社内の緊密な連携の実現を志向している。これまで推し進めてきた、東京本社機能の大阪本社への統合(2012年5月)、兵庫県川西市への新研究開発拠点開設(2013年12月)に加え、今回の新本社建設(2015年夏竣工予定)により、本社、タイヤ技術開発拠点、研究開発拠点が至近エリアに集積される。同社は創立70周年を機に、社内組織の一体感と機動力をさらに高め、持続的・革新的成長をめざしていくとしている。
〈新本社の概要〉
▽住所=伊丹市藤ノ木
▽移転予定=2015年8月
▽総床面積=約8000㎡
▽フロア数=地上6階建
▽収容人数=約350人

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