三洋貿易の2014年度第2四半期決算は、売上高が299億7200万円で前年同期比19・6%増となり、販売費及び一般管理費の抑制もあって営業利益は17億6100万円で同51・3%増、経常利益は19億2800万円で同39・9%増、四半期純利益は11億900万円で同47・3%増となった。
ゴム・化学品のゴム関連では、主力の自動車関連向け合成ゴムや副資材の販売が堅調となった。また家電・情報機器関連向け各種資材の販売も輸出を中心に順調に推移した。化学品関連では、主力の塗料・インキ用添加剤の販売が堅調。輸入品については円安の影響で採算がやや低下したが、電材などの輸出は順調に推移した。結果、売上高は123億1900万円で同8・6%増、セグメント利益は5億6300万円で同2・1%増となった。
機械資材の産業資材関連では、消費税増税前の駆け込み需要もあり自動車用各種部品の販売が好調。科学機器関連では、官公庁など公的研究機関向けを中心に各種分析・試験機器の販売が好調に推移し期初業績予想を大きく上回った。機械・資材関連では、主力の飼料用ペレットミルが堅調に推移したほか、コールドグルアーの販売が好調だった。結果、売上高は83億2600万円で同40・8%増、セグメント利益は
2014年05月13日