豊田合成 三重県の海洋ゴムで植樹会を実施

2014年05月14日

ゴムタイムス社

 豊田合成は5月12日、同社のグループ会社で、自動車用ゴム部品を製造する海洋ゴムは、5月10日に地域住民や従業員とその家族など約300名のボランティア参加により1550本の苗木を植樹したと発表した。
 同社グループは「世界60拠点で60万本の植樹」を目標に、工場の森づくり活動を2009年に開始しこれまでに日本・中国・タイ・アメリカなどの拠点で植樹を実施している。
 今回の植樹により、拠点数は累計で18拠点(海外10拠点・国内8拠点)、植樹本数は23万8480本になった。
 この活動は、工場緑化の推進(生態系保護の促進と地球温暖化対策に貢献)、社員の環境意識(エコマインド)の向上と一体感の醸成、地域の人々と一緒に取組むことによる地域社会との融和をねらいに、国際的な植樹の第一人者である宮脇昭氏(横浜国立大学名誉教授、国際生態学センター長)の「本物の森づくり」(以下、「宮脇方式」)に則って実施している。
 宮脇方式では、土地本来の植生種を「混植・密植」させ、「競争と共生」を図りながら地震や津波、火災等に強い「本物の森づくり」を提唱しており、今回は「シイ・タブ・カシ類」など47種を「混植・密植」させ「競争と共生」を図りながら「本物の森づくり」を目指すとしている。
 同社グループは今後も地球環境に優しい「工場の森づくり」活動を推進していくとしている。

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