J・D・パワー 冬用タイヤ満足度の1位はミシュラン

2014年05月16日

ゴムタイムス社

 J・D・パワー アジア・パシフィックは5月15日、今年で11回目の実施となる、2014年日本冬用タイヤ顧客満足度調査結果を発表した。
 成熟化が進むタイヤマーケット、並びに昨今の自動車を取り巻く市場変遷を踏まえ、本年度調査では評価項目および内容の改訂を行っている。
 同調査では冬用タイヤに関する総合的な顧客満足度の評価を、6つのファクターに基づいて算出している。影響度順に「凍結路面でのグリップ/ハンドリング性能」(25%)、「見映え」(17%)、「乗り心地/静粛性」(17%)、「耐摩耗性能」(15%)、「積雪路面でのグリップ/ハンドリング性能」(13%)、「ドライ/ウェット路面でのグリップ/ハンドリング性能」(13%)となっている(カッコ内は総合的な顧客満足度に対する影響度)。各ファクターにおける合計17の詳細項目に対する顧客の評価をもとに、総合満足度スコアを1000ポイント満点で算出している。2014年の総合満足度の業界平均スコアは、551ポイントとなった。
 主な調査結果として、冬用タイヤを利用したシーズン数と顧客満足度の関係をみると、利用1シーズン目の顧客満足度が567ポイントから2シーズン目には540ポイントへと27ポイント低下し、さらに3シーズン目には536ポイントへと低下しており、1シーズン目から2シーズン目への評価低下が明らかとなった。顧客満足度を構成するファクター別でみても、

全文:約1537文字

関連キーワード:

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー