ポリプラスチックスは5月19日、従来の二重成形技術では困難であった樹脂接合や、異なる種類の樹脂接合を可能にする、新二重成形技術「AKI―Lock」の記者発表会を開催した。
1次成形品にガラス繊維強化材料を使い、レーザーで素材を昇華させてガラス繊維を露出させることで、ガラス繊維がアンカーとなり、2次成形材料と強固に結合される仕組み。気密性も高い。
これにより、自動車分野を始め多くの市場で要求される気密性を必要とする製品や、これまで実現が困難であった異材接合製品への応用が可能になるとともに、トータルコストダウン、多機能成形品開発、新たなアイテムへの展開なども期待できる。
用途例としては、複雑な形状のゴムパッキンの一体成型といった