東洋ゴム工業は5月21日、宮城県岩沼市が主催する「第2回千年希望の丘植樹祭2014」に昨年に引き続き協賛し、同社社員が植樹に参加すると発表した。
「千年希望の丘」は、岩沼市がクロマツの防潮林があった海岸線一帯に、震災によって発生したガレキ(再生資材)を活用して小高い丘を造り、津波の威力を減衰・分散させる震災復興プロジェクト。今年行われる「第2回千年希望の丘植樹祭2014」は、築造した丘を結ぶ園路(全長1・4km)にタブノキやヤマザクラなど20種類の苗木約7万本を植樹し、相野釜地区(仙台空港東側)の丘を完成させるもの。
同植樹祭は5月31日午前10時30分より宮城県岩沼市下野郷字浜地内で開催(雨天決行、荒天中止)。主催は宮城県岩沼市、共催は「いのちを守る森の防潮堤」推進東北協議会、公益財団法人 瓦礫を活かす森の長城プロジェクト。
同社は、岩沼市に国内の自動車用タイヤ主力製造拠点として、仙台工場をおき事業を行っており、地元企業としてこの植樹祭の趣旨に賛同するとともに、仙台工場に勤務する従業員約180名とその家族が植樹に参加する。
同社は今後も地域社会の一助となる活動を重ね、良き企業市民として社会貢献活動に取り組んでいく方針。
2014年05月22日