ブリヂストンは5月22日、建築設計に必要な構造計算一貫ソフトウェアとして最も普及している「Super Build/SS3」を提供するユニオンシステム株式会社と共同で、免震建物設計が容易になる支援ソフト「LAP2+t.Ver.2(ラップスクエアープラスティーバージョンツー)」を開発したと発表した。
6月から同社ホームページより無償でダウンロードできる。
新バージョンソフトは、「Super Build/SS3」とのデータの互換性を強化することで、従来バージョンのソフトでは実現できなかった「Super Build/SS3」からのデータの取り込みが可能となった。これにより、従来手作業で行っていた膨大なデータ入力が省略され、設計者の入力ミスや作業負荷を大幅に軽減することに成功した。
また、初めて免震建物設計を実施する設計者でも容易に免震部材の配置検討ができ、免震建物の普及に貢献できるとしている。
2014年05月22日