【CMB特集】 テクノプレニードヒダ プレニードが好調推移

2014年05月24日

ゴムタイムス社

特殊なマスターバッチ受注伸びる

 テクノプレニードヒダ(岐阜県川辺町・肥田彰吾代表取締役社長)の14年度上半期(13年8月―14年1月)の売上高は前年同期比24%増、利益も売上同様に好調だった。
 特に良かったのはオリジナルのゴム薬品「プレニード」で、OEMを含め順調だった。
 売れ筋なのは「S―80E」「MgO―50E」「KED40MB」。S―80Eは不動の1位で、EPベースに限らず、NBRベースとNRベースも好評だ。
 MgO―50Eは酸化マグネシウムのマスターバッチ。KED40MBは過酸化物のマスターバッチで、40%含有で融点の低い過酸化物なのに、溶けやすく混ざりやすいのが特長である。
 最近受注が増えているのは次世代のマスターバッチと言えるような特殊ケミカルマスターバッチ。顧客から「樹脂や繊維などの異素材を混ぜてほしい」という要求が増えているとのこと。
 成形品についても、新車種のゴム部品を連続で大量受注したため、増員して対応しているほどだ。このため、12年7月に本社敷地内に新設した「プレニードセンター」は、プレニードの特殊材の練りと押出に加え、成形品で使う材料も練っていることから、高稼働の状態が続いている。
 好調さの理由について、肥田社長は

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