ランクセスは5月26日、ケルンのランクセス・アリーナにおいて今年度の年次株主総会を開催し、約2000名の出席者を前に2013年度の業績を報告したと発表した。
2013年度通年の連結売上高は、前年比8・7%減の83億ユーロ、特別項目調整前EBITDAは、前年比39・9%減の7億3500万ユーロとなった。純損失は、主に減損損失が影響し、1億5900万ユーロとなった。
同社の経営委員会と監査委員会は、2013年度の配当金として1株あたり0・5ユーロを年次株主総会で提案。配当総額は約4600万ユーロとなる。
同社の2014年は緩やかなスタートとなった。2014年度第1四半期の連結売上高は、前年同期比2・5%減の20億ユーロ。特別項目調整前EBITDAは、前年同期比17・8%増の2億500万ユーロとなり、純利益は前年同期と横ばいの2500万ユーロとなった。
また、同社は現在事業再構築に取り組み、さまざまな課題に対処している。
管理部門の組織構造を最適化し、意思決定プロセスの合理化を行う。
2014年05月29日