十川ゴムは5月26日、研究開発テーマ動画の第二弾目として「熱膨張材料の開発」を公開したと発表した。
同社では昭和52年に火災時のガス配管の防火対策用として自己閉塞ゴムホースを開発。その後、その特性を生かし各種用途に利用されている。
同社の熱膨張材料は、高熱を受けると膨張して断熱層を形成し、炎や煙の侵入経路を遮断する(標準品は250℃~300℃の熱で急激な膨張を開始)。建築物のすきまのシール材やガスケットに使用することにより、防火対策、延焼防止に効果を発揮する。
掲載動画は「熱膨張ゴムの開発について~熱膨張ゴムの熱膨張特性と適用事例~」「熱膨張材料の加熱実験~マンションなどの集合住宅火災を想定~」の2点。
2014年05月27日