住友精化は5月28日、韓国全羅南道麗水(ヨス)市に高吸水性樹脂製造設備を建設し、新たな高吸水性樹脂の事業拠点を設置すると発表した。
同拠点は高吸水性樹脂(製品名「アクアキープ」)の堅調な需要に応えるため接地される。設備能力は年産5・9万トン。
新拠点の運営は、今後設立する現地法人が担当する。新設備の稼動は2016年5月を予定し、投資額は、所要の土地購入等を含め約100億円を予定している。
新会社の商号は未定。資本金は約50億円(約526億ウォン)設立時期は2014年6月を予定。出資比率は同社グループが100%の予定。
また、同子会社の設立による2015年3月期の連結業績に与える影響額は軽微であるとしている。