横浜ゴムは6月2日、韓国の錦湖(クムホ)アシアナグループのグループ会社であるクムホタイヤとの間で5月31日に、「共同研究開発契約」および「ライセンス及び技術交換契約」を締結したと発表した。
両契約は、2月15日に調印された「技術提携基本契約」に基づく詳細協議を経て締結されたもので、両社は超軽量タイヤなどの環境対応技術や新たなコンセプトのタイヤなど、将来に向けたタイヤ関連技術の共同研究開発等を開始する。
クムホタイヤは1960年創業。韓国光州市に本社を置く、アシアナ航空などで構成される錦湖(クムホ)アシアナグループの中核企業。2013年度の連結売上高は3兆6985億ウォンで、韓国・中国・ベトナムの3ヵ国に8つのタイヤ工場を持ち、従業員数は約1万1000人。
横浜ゴムは1917年創業で、タイヤ、MB、スポーツ(ゴルフ)製品などの製造販売を行っている。2013年度の連結売上高は6,016億円で、うちタイヤの売上高は4795億円。世界7ヵ国に12のタイヤ工場を持ち(建設中を除く)、従業員数は約2万人。