ダイキン工業は6月2日、フッ素化学製品の情報発信を強化し、用途開発を促進する目的で、同日、フッ素化学のサイト(http://www.daikin.co.jp/chm/)を全面的にリニューアルしたと発表した。
フッ素化学製品は耐熱性や耐薬品性、耐候性、非粘着性、撥水撥油性などユニークな特長を活かし、幅広い分野や用途で利用されている。今回のリニューアルでは、同製品の特性や利用されている市場・用途についても情報を大幅に拡充し、初めてフッ素化学に触れるユーザーにも「フッ素化学製品によるソリューション」をわかりやすく提案できる構成に刷新した。
従来の製品カテゴリーに加え、「特性から探す」「市場・用途から探す」を追加し、 各特性や用途に関する詳細な情報を掲載。顧客のニーズや課題を解決する製品情報にいち早くたどりつける構成にした。また、フッ素化学製品の検討に役立つ特性データ・グラフ、他素材との比較など情報を拡充した。
同社は1942年に日本で初めて冷媒用フルオロカーボンガスを開発して以来、フッ素樹脂やフッ素ゴムなど豊富な品揃えで同製品を提供してきた。
現在、同製品は産業分野だけでなく日用品分野でも機器、装置などの高機能化、高性能化に役立つ用途が広がっており、課題解決のために他素材に代えてフッ素材料が検討される機会も多くなっている。
同社は、今後も同社培ってきたフッ素化学技術に関するコンテンツの拡充やタイムリーな製品情報の発信を行うことで、ユーザーのニーズや課題の解決に貢献するとしている。