ミシュラン MotoGPのタイヤサプライヤーに

2014年06月09日

ゴムタイムス社

 ミシュランは6月6日、2016年からMotoGP選手権のMotoGPクラスへの単独タイヤサプライヤーとなると発表した。

 同世界選手権のプロモーターであり、オーガナイザーであるDorna Sports(ドルナ・スポーツ)が、5月25日に契約したと明かした。

 同クラスは、250馬力近いパワーを発揮するバイクが競う二輪ロードレースの最高峰カテゴリー。その性能は技術的にはもちろん、その走りも非常に高度なものだ。参加するライダーたちはマシンだけではなくタイヤにも信頼感を持っているため、タイヤの先端の技術を試すには素晴らしいフィールドとなっている。

 「17インチのタイヤ使用を課す」という2016年から実施される同大会の技術規則は、サーキットで得られた技術を公道へフィードバックするという同社のモータースポーツ参加におけるポリシーと完全に合致していたことから、同社はDorna Sportsが実施した入札に参加した。

 同大会で、同社は様々な性能要求に妥協しないミシュラン・トータルパフォーマンスの戦略によって、ドライコンディションでもウエットコンディションでも、より一層高いレベルのタイヤ性能を提供していくことを目指すとしている。

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