日本ゴム工業会がこのほどまとめた1―3月の合成ゴム品種別出荷量によると、輸出を含めた出荷量の合計は39万514tで、前年同期比0・5%減とわずかながら減少した。
ただし、国内向けは消費増税前の駆け込み需要や景気が回復傾向にあることなどを反映して、同8・3%増の25万660tと好調だった。
品種別では、SBRはソリッドが15万4047tで同1・8%増、ラテックスは4万975tで同15・4%増、BRはソリッドが8万3308tで同6・4%減、ラテックスは7645tで同6・3%増、IRは2万755tで同0・7%増、NBRはソリッドが2万2673tで同4・9%減、ラテックスが7395tで同7・5%減、EPDMは4万6984tで同7・0%減、
国内出荷は自動車タイヤ・チューブが13万8071tで同5・1%増、履物が4405tで同8・1%増、工業用品が2万8404tで同8・3%増、その他1万8906tで同9・8%増と、いずれも前年実績を上回った。
これら「ゴム工業向け」の合計は
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