6月10日から4日間、東京ビッグサイトで開催された「FOOMA JAPAN 2014 国際食品工業展」のバックヤードで、会場を俯瞰から撮影することができた。
撮影は開催中の毎日2回行われ、弊紙の記者が参加したのは初日13時のツアーだった。集まった報道関係者は係員に誘導されて移動。非常用通路を抜けてコンクリートむき出しの階段を昇ること5~6分。冷房のない機械室にたどり着いた。
「ここから先は2人ずつ、ヘルメット着用でお願いします」と担当者から声がかかり、さらに「ポケットから携帯電話やペンが落ちないよう、余分な荷物は置いて行ってください」と注意が加えられた。否応なく緊張が高まる。
その先は鉄製の非常階段。生放送の時間が迫っていた地上波のクルーが優先的に通された。汗がしたたり落ちる中、待つこと10分。いよいよ順番が回ってきた。上気した表情の他紙記者からヘルメットを受け取り、カメラをしっかり握って最上段まで上がると、