ノブカワ(東京都千代田区 上野和美社長)の14年3月期の業績は、売上高が33億3200万円で前年同期比12%増、経常利益が4億6500万円で同27%増となった。
当期純利益は2億1600万円で同16%減。
売上総利益は5億4300万円で同5%増、売上総利益率は16・3%。
特別損失計上により当期純利益は減益となったが、今後も同社が強化していく未開拓への顧客獲得が寄与した。また経常利益もコストダウンなどより増益を成し遂げた。
設備投資額は、補修を含め約2億円を計画。同社は、関西・福島両工場の老朽化設備の更新を昨年に実施し、色物・小口向けなどにも対応できる体制を整えている。「今後は新しい需要を開拓していくために投資を行う」(上野社長)。
同社の15年3月期の売上は前期比15%増を見込んでいる。