ランクセス 無機顔料が日本代表のスタジアムで使用

2014年06月19日

ゴムタイムス社

 ワールドカップが始まり、世界中の注目が集まるブラジル。試合が行われているスタジアムはカラフルに彩られ、明るくフレンドリーな雰囲気をもたらしているが、その雰囲気づくりに貢献しているのがランクセスの無機顔料だ。

 同社は6月18日、「バイフェロックス」と「カラーサーム」の商標名で販売している無機顔料120t以上が、ブラジルのワールドカップで使われているスタジアムや、インフラプロジェクトなどで使用されていると発表した。

 その1つが20日に日本対ギリシャの試合が行われる「アレーナ・ダス・ドゥーナス」。このスタジアムの周囲に配置されているコンクリート敷石に、ランクセスの黄色と茶色の顔料「バイフェロックス918LO」「バイフェロックス601」「バイフェロックス975M」が使用された。

 また24日に日本対コロンビアが行われる「アレーナ・パンタナール」でも、コンクリートスラブに黄色顔料「バイフェロックス921」が使用されている。

 同社の無機顔料は、コンクリート本来の単調な色に彩りを与えるだけでなく、優れた耐光性・耐候性・耐化学薬品性を備えている。また、長期にわたる低いメンテナンス費用もメリットの1つとなっており、ワールドカップで戦う選手同様、強い日差し・豪雨・高湿度といったブラジルの気候に耐えられるタフな顔料と言える。

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