6月16日~20日の株価を振り返ると、20日の日経平均は、前週末比251円58銭高の1万5349円42銭と続伸した。
週前半は、前週末に大きく上昇した反動に加え、イラク情勢への懸念などの要因から株価は下落した。週央は、米国の良好な経済指標やFOMC(米国連邦公開市場委員会)での債券買い入れ額縮小の決定などを受け、市場に安心感が広がり株価は上昇。週末は一進一退の動きから、最終的にはやや下げて大引けを迎えた。
ゴム関連企業32社(当社選定)はほぼ全面高の展開で22社が上昇、1社が横ばい、9社が下落した。20日のゴム平均株価は同10円13銭高の922円81銭と続伸した。
タイヤ4社では、ブリヂストンが同9円安の3695円と反落、住友ゴム工業が同12円高の1576円と続伸、横浜ゴムが同34円高の949円と上昇、東洋ゴム工業が同23円安の871円と続落した。
自動車用ゴムでは、NOKが同51円高の2032円と続伸した。NOKは15年3月期の連結経常利益予想が、前期比10・6%増の468億円に伸びるとの見通し。大手証券会社が目標株価を引き上げたことなどを材料に、20日に2週連続となる年初来高値の2076円をつけ、大引けでも2000円台をキープした。
合成ゴムでは、