ブリヂストンは6月23日、第8回目となる2014年のブリヂストン環境活動大賞を決定したと発表した。
同社は、国内グループ会社による優れた環境活動を表彰する「ブリヂストングループ環境表彰」を2007年より毎年実施している。
同社グループは2050年を見据え、「生物多様性ノーネットロス」、「100%サステナブルマテリアル化」「温室効果ガス削減に関するグローバル目標への貢献(CO2排出量50%以上削減)」の3つの環境長期目標を設定している。その実現に向けた取り組みの中で、取り組みの独創性や環境への貢献度などを考慮し、今回は7つの活動を表彰した。
環境活動大賞は2件。
1件は「ブリヂストン タイヤリサイクルセンター大阪」開設による使用済タイヤの全数リユース/リサイクルモデルの実現。2013年7月、リトレッドタイヤ製造工場と廃タイヤ中間処理工場を1カ所に集約した同センターを開設した。顧客の使用済みタイヤを回収し、全数リユース(再使用)・リサイクル(再利用)することが可能となり、タイヤの生産、使用、廃棄段階における、更なる資源の有効活用に貢献した。
もう1件は、化工品事業SBU揮発性有機化合物・危険物第4類第1石油類&有害化学物質 削減・全廃活動。化学物質による大気・水質・土壌等への環境リスク、職場環境リスク、火災リスクなどの最小化を目的として、化工品の製造過程において洗浄や接着などの用途で使用していた揮発性有機化合物等の化学物質を、先駆的な技術も取り入れることにより全廃した。
各受賞案件の詳細はWEBサイトで紹介している。