東洋ゴム コーポレートサイトを全面リニューアル

2014年06月24日

ゴムタイムス社

東洋ゴム工業は6月23日、コーポレートサイト(http://www.toyo―rubber.co.jp)を全面リニューアルしたと発表した。

 コーポレートサイトでは、経営方針や企業概要、事業紹介やCSRの取り組みといった「企業としてのアウトライン」を網羅的に示すとともに、発表リリースやアナリスト・投資家向けIR情報、採用情報、研究開発や技術開発といった「企業活動の動態」をタイムリーに伝えている。

 同社との関わりを持ってもらう、いわば入り口にあたるコーポレートサイトを「主体的に社会とコミュニケーションしていくための重要メディア」として位置づけ、今回、4年ぶりにリニューアルを実施した。

 リニューアルにあたっては、「従前サイトにおける課題解決」、「スマホ時代のコミュニケーションステージの構築」という2つの側面の実現と両立に取り組んだ。

 前回サイトでは、企業として発信すべき情報の網羅性を念頭に置いていたため、テキストが主体のインフォメーション蓄積型となり、必要情報の所在が不明瞭で誘導も不十分、かつ企業カラーが乏しく、没個性的なサイトとなっていたとして、今回、改善ポイントを「機能面」と「コンテンツ面」に置き、必要情報へたどり着くためのナビゲーションボタンやバナーの配置・機能の改善、有益情報へ誘導する仕掛け力のある動線の設計、ひと目で企業の活力が伝わるデザイン性と戦略的なビジュアル活用、そして、企業の横顔を伝えられるコンテンツづくりを積極化することとした。

 機能面では「無機から有機」に、コンテンツ面では「静から動」へ変革することをテーマとし、多層多面にわたり、さまざまな目的の来訪者の目線に合わせたソリューションとコンテンツの充実を図ったことが大きな特徴。「マルチデバイス対応」「動的な企業情報発信の充実」「企業情報の充実」「コミュニケーションサイトの充実」の4点を中心にデジタルコミュニケーションを充実させた。

 スマートフォンやタブレット端末など、デジタルデバイスの劇的な普及拡大により、一般生活およびビジネスにおける情報への接触形態・環境は、社会的にドラスティックな変化を遂げた。同社は、広く社会に、企業姿勢や業績動向、事業活動など、さまざまな取り組みを理解してもらうため、情報発信の形態やコミュニケーション方法において、常に環境変化を捉えた変革が必要であると考えている。広くさまざまなコミュニケーションをより一層深めていけるよう、今後もコーポレートサイトの機能性の充実、魅力あるコンテンツづくりに努めていく方針。

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