西部ゴム商組が商品説明会 六菱ゴムが自社製品を紹介

2014年06月30日

ゴムタイムス社

 西部ゴム商組は6月25日、大阪市北区の中央電気倶楽部で商品説明会を開催、今回は工業用ゴムメーカーの六菱ゴムが自社の商品説明を行った。会には会員企業から約65名が出席した。

 会に先立ち犬伏博明工業用品部会長が「六菱ゴムは、産業界の中で色々な製品を製作してきたメーカー。基礎を持っている会社で、色々な分野で応用展開できる基礎技術が必ずあると思います。どんどん質問してもらい、今日だけでなく、今後も繋がりを深めてもらいたい」と挨拶した。

 商品説明は、六菱ゴムの会社概要の説明後、製鉄所におけるゴム製品、造船におけるゴム製品、土木・原子力におけるゴム製品の3分野を、営業統括部の松村陽介課長が中心となって行った。

 同社は工業用ゴム製品の専門メーカーで、自由設計をモットーに顧客にマッチした製品を製造している。原子力、製鉄、造船など広範囲な分野に製品を納入しており、製鉄分野では、日本の製鉄所の7~8割に納入実績がある。

 製鉄分野では、面シールのオイルシール、ダストシール、耐熱ガスケットなど高温環境に強い製品群を紹介、造船分野からは、LNG船のタンクドームのエキスパンションドームシール、スカッパープラグ、エンジン回りのOリングなどを紹介した。土木分野からは、鉄道のマクラギパッド、各種管路の開口部閉塞用に使用される閉止栓ヘキサプラグを紹介した。

 同製品は配管工事を行う際の異物の侵入の防止や、管路からの液体、気体の流出を防ぐ目的で使用される物で、

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