トヨタ自動車が水素を燃料とするセダンタイプの燃料電池自動車(FCV)を、今年度内に発売することを発表した。いすゞ自動車とユーグレナも、次世代バイオディーゼルの実用化を目指すとしている。
こうした燃料多様化への取り組みは、将来的には燃料価格の低下に繋がり、ゴム業界にとってもメリットになるだろう。
FCVは水素と酸素の化学反応により発電した電力で走行する。当面は水素ステーションの整備が予定されている東京・神奈川・愛知・大阪などの都道府県と、その周辺地域で販売する方針で、米国・欧州では来年夏頃の発売に向けて準備を進めている。
一方、いすゞとユーグレナは、ミドリムシ由来の次世代バイオディーゼル燃料の実用化に向けた共同研究「デューゼル・プロジェクト」をスタート。活動の第1歩として、いすゞ藤沢工場で7月1日から、ユーグレナが開発した世界初のミドリムシ由来のバイオディーゼルを燃料とする、シャトルバスを定期運航させることになった。
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