ゴム関連の3月期決算企業による株主総会が6月17日から始まった。
東京証券取引所の発表によれば、集中日である27日に総会を開く上場企業は、全体の38・7%となった。集中率が40%を下回るのは初めてのことで、より多くの株主が出席できるよう、開催日を分散化する企業が増えている。
ゴム関連企業の株主総会動向第1弾として、JSR、日本バルカー工業、東海ゴム工業、豊田合成、朝日ラバー、タイガースポリマー、ニッタの総会概要をお伝えする。
〈6月17日〉
◆JSR
東京・汐留のコンラッド東京にて開催。株主303名(委任状含む)が出席。質問があり、総会は1時間31分で終了した。
〈6月18日〉
◆日本バルカー工業
東京・大崎の本社にて開催。株主124名(委任状含む)が出席し、「環境関連事業の現状と見通しについて」「配当について」などの質問があり、総会は50分で終了した。
〈6月19日〉
◆東海ゴム工業
愛知県春日井市のホテルプラザ勝川にて開催。株主127名(委任状含む)が出席し、質問は無く、総会は43分で終了した。
◆豊田合成
愛知県清須市の本社にて開催。株主178名(委任状含む)が出席し、「海外進出におけるリスク対応について」「LED事業の今後の見通し」などの質問があり、総会は1時間2分で終了した。
〈6月24日〉
◆朝日ラバー
さいたま市大宮区の本社8階会議室にて開催。株主19名(委任状含む)が出席し、