ブリヂストンは6月27日、国内の化工品販売体制を再編し、15年1月より新たにブリヂストン化工品ジャパン㈱に統合すると発表した。
同社はこれまで、非タイヤである多角化事業のうち、産業資材、インフラ資材、化成品、自動車部品など化工品事業の国内販売に関して、東日本地区を管轄するブリヂストン化工品東日本㈱(東京都港区・資本金:2億円)と、静岡以西の西日本地区を管轄するブリヂストン化工品西日本㈱(大阪市西区・資本金:2億円)の2社体制を敷いてきた。
今回の再編により、15年1月1日に国内販社2社を合併し、ブリヂストン化工品ジャパン㈱に統合する。
同社は今回の再編を通じ、製品販売にとどまらず、顧客の目線を起点とした同社グループならではの製品やサービスを組み合わせることにより、顧客の要望に対する最適な解決策をよりスピーディーに提案できる体制を構築する。また、地域密着という従来からの強みと、各事業で一貫性のある施策の両立を図りたいとしている。
〈新会社の概要〉
会社名:ブリヂストン化工品ジャパン株式会社
本社所在地:東京都港区
資本金:4億円
資本比率:㈱ブリヂストン 100%
代表者:白坂富美夫
主な事業内容:日本国内での産業資材、インフラ資材、工業用ゴム、樹脂製品の販売及び施工
従業員数:約830人(2015年1月1日予定)