日本グッドイヤー　ＳＵＶ用スタッドレスタイヤ新発売

　日本グッドイヤーは７月１日、ＳＵＶ用スタッドレスタイヤ「ＩＣＥ　ＮＡＶＩ　ＳＵＶ」を８月１日に発売すると発表した。

　同社ＳＵＶスタッドレスタイヤ史上最高の氷上性能と、高い操縦安定性を実現している。一部サイズは９月発売。サイズは、合計29サイズ（15～19インチ、偏平率55～80）、価格はオープン価格。

　同製品は、機能商品であるスタッドレスタイヤに求められる、「氷上性能」を大幅に向上させるとともに、冬期のドライ路面における操縦安定性を高めたＳＵＶ用スタッドレスタイヤ。

　２０１３年発売の乗用車用スタッドレスタイヤ「ＩＣＥ　ＮＡＶＩ　６」、ＶＡＮ用スタッドレスタイヤ「ＩＣＥ　ＮＡＶＩ　ＣＡＲＧＯ」に続く、ＳＵＶスタッドレスタイヤ「ＩＣＥ　ＮＡＶＩ　ＳＵＶ」の発売で、新生ＩＣＥ　ＮＡＶＩシリーズが完成した。乗用車用スタッドレスタイヤ「ＩＣＥ　ＮＡＶＩ　６」の技術を投入し、市場ニーズにフィットした新コンセプトＳＵＶ用スタッドレスタイヤ。冬季の走行において、高いスタッドレスタイヤの性能を求めるユーザーがターゲット。

　同製品には、専用パターンとして、ユーザビリティを意識した方向性なし・対称パターンを採用した。ＳＵＶスタッドレスタイヤの性能を向上しつつも、前後左右ローテーションを可能とし、ロングライフに貢献している。従来品であるＷＲＡＮＧＬＥＲ　ＩＰ／Ｎと比べ、ランド比を19％・エッジ成分を32％アップすることにより、優れた氷上性能・ドライ操縦安定性を実現した。

　また、アクアフィラーｆｏｒ　ＳＵＶで、柔軟性に優れ、発熱を抑制させる新コンパウンド採用により、氷上性能・耐摩耗性能を向上。乗用車用スタッドレスタイヤで実績のあるＮＡＶＩブレード採用により、パターンエッジ成分をアップさせ、ブロックの倒れ込みを抑制することで、氷上・雪上・ドライ性能に貢献した。

　さらに、専用構造は、エッジレイヤー・オーバーレイヤーの採用により、タイヤ内部の構造を強化することで高い操縦安定性を実現させた。また、フレキシブル・ケースラインの採用により、旋回時にサイドがしなやかにたわみ、コントロール性能が向上している。