住友ゴムは7月7日、マレーシア・ボルネオ島にある「ダンロップホームプロダクツの森」で6月21日、同社社長・社員らによる植樹活動を行ったと発表した。
植樹は同社グループの家庭・介護・健康用品の販売会社であるダンロップホームプロダクツが行った。
この植樹活動は同社の社会貢献活動「1 PAIR for 1 LOVE」の一環として行っているもので、今年で5年目を迎える。植樹した本数は累計で約7200本に達した。
同社では、家庭用天然ゴム手袋「樹から生まれた手袋」の発売を記念して、2010年9月より、「樹から生まれた手袋」1双の購入ごとに1円を寄付する同活動を進めてきた。寄付金の一部は、日本マレーシア協会を通じてマレーシア・ボルネオ島サラワク州サンパディ保護林地区での植樹活動に使われている。同活動は、CO2の吸収と生態系の保護に留まらず、植えた樹木のメンテナンスを行うための地元での雇用にも役立っている。
同活動による寄付金は累計で約950万円に達しており、マレーシアでの植樹活動の他、女性のためのピンクリボン運動や、父親の積極的な子育て・家事への参画を啓発する活動の支援、そして東日本大震災を中心とした災害地への義援金としても使われている。