「選択と集中」で事業拡充
ブリヂストン(津谷正明CEO)は、14年を初年度として5年間にわたる「中期経営計画2013」(2013MTP)を策定した。
津谷CEOは、2013MTPについて「経営改革の重要なツールであり、基本姿勢であるLean&Strategicとグループ・グローバル最適を浸透させる上で重要な役割を果たしている」 と位置付けた。
2013MTPにおいて、同社は「真のグローバル企業」と「業界において全てに『断トツ』」を目指し、「グローバル企業文化の育成」「グロ・・・続きを読む
13年度化工品、売上2700億円
同社の化工品事業には、免震ゴムを含むインフラ事業、ベルト事業、ホース事業、ゴムクローラ事業、防振ゴム事業、樹脂配管事業、化成品事業、封止材フィルム事業の8事業がある。
13年度化工品事業の売上実績は、免震、ベルト、ホースなど各事業好調により前期比2ケタ増の2700億円となった。また14年度第1四半期は、消費増税による駆け・・・続きを読む
五輪の公式パートナーに
ブリヂストンは国際オリンピック委員会(IOC)との公式パートナー契約に関する調印を行った。同社が締結したのは、最高レベルのグローバルスポンサーシップである「TOP(The Olymlic Partner)」プログラムで、夏季・冬季オリンピックと関連活動をグローバルで支援する一方、五輪マークを自社製品の宣伝・広告に使用するなど・・・続きを読む
ベルト事業
搬送を通じて生活を支える
搬送用コンベヤベルトをメインとする同社のベルト事業は、使用条件により中・長距離向けの「スチールコードコンベヤベルト」と、短・中距離向けの「帆布コンベヤベルト」
・・・続きを読む
ホース事業
建機性能決める高圧ホース
同社ホースの歴史は、1937年のゴムホース(編上)生産開始に始まり、60年代には高圧用ホース技術を確立した。現在、高品質・高耐久の油圧ホースを軸とした製品を中心にグローバル・・・続きを読む
インフラ事業(免震ゴム)
免震体験車で認知度向上
同社は1980年代初頭に免震ゴムの開発に着手し、1983年に天然ゴム系積層ゴムの商品化に成功した。
13年実績では、インフラとして重要な建物(官公庁舎、病院等)を中心に400棟の・・・続きを読む
防振ゴム事業
総合力駆使し新たな提案を
防振ゴムには、エンジンの振動をボディに伝えないようにする「エンジンマウント」や、路面から発生する振動を防止する「サスペンションブッシュ」などがある。1台の自動車には、40〜50個・・・続きを読む
ゴムクローラ事業
東北の除染車両全車に装着
「ゴムのキャタピラ」と呼ばれるゴムクローラは、現在、世界シェアの30%を持つトップ企業としてグローバルに展開している。
ゴムクローラは路面保護や騒音・振動の軽減により・・・続きを読む