ダンロップの住友ゴム工業は7月15日、「エナセーブ100」が、「27th日刊自動車新聞用品大賞2014」において、「準グランプリ」および「タイヤ・ホイール部門賞」を受賞したと発表した。
同製品は昨年11月に発売した、石油や石炭などの化石資源を全く使用しない、世界初の100%石油外天然資源タイヤ。
今回の受賞は、ダンロップの世界初100%石油外天然資源タイヤ「エナセーブ100」が、石油や石炭などの化石資源由来の原材料の全てを「天然資源化」した原材料面での貢献だけでなく、タイヤラベリング制度における転がり抵抗性能が「AA」となる高い低燃費性能を実現し、さらに同社従来品に比べ耐摩耗性能を19%向上させるなど、「原材料」「燃費」「省資源」という環境への負荷を全方向で低減するタイヤとして開発したことが高く評価されたもの。
同賞は、「日刊自動車新聞用品大賞2014選考委員会」が、アフター市場において高い注目を集めた自動車関連用品(自動車メーカーの純正用品を除く)をカテゴリー別に選考したもの。カー用品量販店などの協力で行ったアンケートを参考にし、同選考委員会で販売量だけでなく、商品のアイデア、技術、話題性などを総合的に評価し選定される。