日本工作機械工業会が8日に発表した8月の工作機械受注実績(受注速報)によると、受注総額は989億6200万円と前年同月比15・3%増で、21ヵ月連続で前年実績を上回った。
一方前月比は12・7%減で8ヵ月ぶりに1000億円を下回った。
内需は375億1700万で前年同月比は4・9%増、前月比は31・1%で3割増となった。国内は震災の影響の復興需要があり、自動車生産などが回復してきている。
外需は614億4500万円で同7・4%増加したが、前月比は21・8%で減少した。円高の高止まりや中国での金融引き締めの影響が反映されている。