日本ベルト工業会のまとめによると、5月の樹脂ベルト生産量は8万1133㎡で前年同月比17%減、出荷金額は9億2694万円で同1%減となった。
品種別ではポリウレタンが5万8412㎡で同3%減、PVCが1万3812㎡で同36%減、その他は8909㎡で同43%減となった。
樹脂ベルトの生産量・出荷金額とも減少したのは15ヵ月ぶりのこと。低価格帯製品の多いPVCベルトが前年同月に特需的な大幅増を記録していたため、今年は目立った下げ幅になったようだが、他のベルトも減少しており、今後の動向を注視する必要がある。
1~5月累計では、生産量の合計が44万3718㎡で前年同期比1%増、出荷金額の合計が46億9647万円で同3%増で、前年同期比微増を保っている。
品種別ではPVCが