東亞合成グループのアロン化成(矢田昭社長)は、独自の配合・分散技術を駆使して各種新グレードを開発、中期経営計画でもエラストマー事業を重点指向分野に位置づけ 、コンパウンドメーカーとしての事業領域の拡大を図っている。
同社のエラストマー事業部では、この一環としてかねてからスチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)「エラストマーAR」以外の樹脂コンパウンドの開発を進め、このほどアクリル系熱可塑性エラストマー「トライゼクト」、ポリエステル系熱可塑性エラストマー(TPEE)「エステラール」の新グレードを市場投入、エラストマー事業の拡充・強化を図っている。
アクリル系熱可塑性エラストマー「トライゼクト」は