豊田合成 4~6月期 営業益17・5%減

2014年07月31日

ゴムタイムス社

 豊田合成の2015年3月期第1四半期連結決算の売上高は、豊田合成メテオールの新規連結による増収があったが、情報端末向けLEDや携帯の販売減少により、前年同期比1・3%減の1674億円の減収となった。
 利益については、合理化を推進したが、国内、タイなどで自動車生産が減少したことにより、営業利益は82億5100万円で同17・5%減、経常利益は92億3400万円で5・9%減と減益になった。純利益に関しては、63億円で同5・8%増となった。
 自動車部品事業では、国内消費増税後の需要減少やタイでの需要減退による自動車生産台数の減少があったものの、米州で自動車販売が堅調に推移したことや豊田合成メテオールを新規連結したことにより、売上高1548億円、前期比1・1%増となった。セグメント利益は、米州での新拠点創業準備費用が先行したことなどにより、88億円、同19・7%減となった。
 オプトエレクトロニクス事業では、 タブレット型情報端末向けLEDの販売減少等により、売上高は94億円、セグメント利益は7億円となった。
 その他事業では、主に携帯電話筐体の販売減少により、売上高は30億円、セグメント利益は1億円となった。
 なお、通期の業績見通しにについては、売上高6700億円、営業利益370億円、経常利益380億円、四半期純利益220億円を見込んでいる。

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