ブリヂストン 高校生対象の「サイエンスキャンプ」を開催

2014年08月05日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは、7月30日から8月1日の3日間、全国からの応募で選ばれた高校生12人を対象に「サイエンスキャンプ」を開催した。

 同社栃木工場とプルービンググラウンドで、「低燃費タイヤの技術を学ぶ」というテーマのもと、「栃木工場でのタイヤ製造工程見学」、「ゴムとタイヤの基礎講座」、「ゴム材料の室内実験」、「ブリヂストンプルービンググラウンドでの実車試験」などの講義や実験を行った。

 同社は、独立行政法人科学技術振興機構が主催する「サイエンスキャンプ」を継続的に実施している。この企画は、高校生などを対象に大学や民間企業の研究所などが会場を提供して研究開発現場での体験学習を行い、幅広い分野の科学技術の先端に触れてもらうことを目的としている。同社による開催は昨年に引き続き今年で4回目となる。

 参加者は、低燃費タイヤ「ECOPIA」に搭載されたゴム材料技術を題材とし、ゴム材料の室内実験と実車試験などを通してタイヤ転がり抵抗の低減と濡れた路面でのブレーキ性能の両立について学んだ。

 同社は、今後も若年層への科学技術教育の活性化を継続的にサポートすることで、タイヤへの関心を高めるとともに、将来を担う優秀な技術者の育成に貢献していくとしている。

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