東海ゴム 親水イベントで社員がボランティア参加

2014年08月05日

ゴムタイムス社

 東海ゴム工業は8月4日、小牧市総合公園「市民四季の森」で8月3日に開かれた親水イベント「大山川生き物探し」で、同社従業員がボランティアスタッフとして参加したと発表した。

 本社・小牧製作所の西側を流れる大山川は、小牧市に水源がある唯一の自然の河川であり、美しい水辺空間として市民に親しまれている。「大山川生き物探し」は、大山川の源流に近い「市民四季の森」で、水中に生息する生物の採取や観察に取り組む夏休み体験企画で、小牧市など県内各地から小学4~6年生の児童とその保護者の計40組80名が参加した。

 小牧在勤の同社従業員9名は、大山川の美化に取り組むボランティアグループ「大山川を愛する市民の会」と共同で、イベントの開催準備や運営補助に取り組んだ。時折小雨の降るあいにくの天候だったが、事前の草取りや生物採集用具の準備のほか、水中の魚や虫などを網ですくう手助けをしたり、足が滑らないように呼びかけたりして、児童が安全に楽しめるための支援活動に汗を流した。

 イベントに参加した児童も、2人一組になって水中のメダカやオタマジャクシ、ザリガニなどをバケツに集め、水辺の生物との触れ合いを満喫していた様子で、ボランティア参加の同社従業員は「大山川の自然に触れ、夏休みの楽しい思い出にしていただければうれしいです」と話した。

 同社は、地域社会から信頼される企業でありたいとの思いから、社会貢献活動に積極的に取り組んでいる。同社が将来にわたって皆に愛される存在であり続けるため、今後もこうした取り組みを推進していくとしている。

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