業界トップシェアを誇るゴム・ケミカルズの専門商社、東京材料㈱(東京都千代田区丸の内、柿沼秀一社長)。今期を初年度とする新中計を策定した同社の現況について、柿沼社長に聞いた。
―13年度を振り返って
柿沼社長 合成ゴム、合成ラテックス、ゴム用薬品、カーボンブラックなどの合成ゴム販売は、円安を背景に輸出が好調、合成樹脂販売は自動車部品関連に拡販した。
その結果、売上高は840億8100万円、前期比6・4%増、経常利益は16億9400万円、同1%増の増収増益となり、経常利益は4期連続で最高益を更新した。
―足元の需要動向と今期の見通しは
柿沼社長 4月以降、ゴム関連商材は自動車生産に連動してやや落ちた。樹脂関連はポリアミド系の新商材が拡大し、トータルでトントンになっている。
7~9月には