「建設・鉱山車両用タイヤは下期には顧客鉱山の在庫調整の動きが収束に向かうと見ている」と語ったのは、ブリヂストンの江藤彰洋常務取締役。
4~6月期の建設・鉱山車両用ラジアルタイヤ販売量は、鉱山車両用の需要減少などの影響により前年同期を下回った。
「鉱山の稼働は順調だったものの、在庫の調整の動きが第二四半期まで続いた。しかし、第一四半期でボトムは見えており、下期には回復するだろう」(江藤常務)と力を込めた。
同社では超大型ORRの上期販売実績は前年比90%だったものの、下期では同95%、通年では90%と予想。大型ORRについては、上期実績は前年比85%だが、下期では同115%、通期では同100%を見込んでいる。