カーボンブラック協会は2014年のカーボンブラック需要年央見直しを発表した。
日本自動車タイヤ協会の見直しをベースに、その他の需要分野の情勢等も織り込んで本年の需要見直しを行ったもの。
本年のカーボンブラック総需要(輸出入含む)を年間で前年比0・4%減の80万2700tとし、当初見通しの同1%減の80万2728tから0・6ポイント上方修正した。
総需要のうちゴム用は同1・4%減の73万1322tから、同1・1%減の72万9095tへ、0・3ポイントの上方修正となった。
国内市場は、景気は緩やかな回復基調が続いており、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動も和らぎつつある。先行きについては、当面、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動により一部に弱さが残るものの、次第にその影響が薄れ、各種政策の効果が発現するなかで、緩やかに回復して行くとみられている。
国内需要はゴム用が同1・1%減の71万5579t、非ゴム用は同9%増の3
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