トップインタビュー ピレリジャパン プレミアム向け基盤にシェア拡大

2014年08月25日

ゴムタイムス社

トップインタビューピレリ

 

 今年1月1日付けで、ピレリジャパンの社長に就任したジョバンニ・アンジェロ・ポンツォーニ氏。グローバルのプレミアムカー、プレステージカー市場で圧倒的なシェアを誇るピレリ。その日本法人の舵取りを任された若き新社長に、現況と戦略を尋ねた。

―社長に就任後の半年を振り返っての感想を

 ポンツォーニ社長 前任地は中国だが、その前は4年間日本におり、戻って来られて嬉しい。

―14年度上半期の業績と現況について

ジョバンニ・アンジェロ・ポンツォーニ社長

ジョバンニ・アンジェロ・ポンツォーニ社長

 ポンツォーニ社長 第1四半期は、消費増税前の特需が売上に大きく貢献した。残念ながら、その反動で4月以降はスローダウンしている。

 世界的にタイヤ業界の競争は激しいが、日本のタイヤメーカーは特に強い。その中で当社の強みとして、欧州の自動車メーカー、特にプレミアムなハイエンド車種へのOEがある。

 ありがたいことに14年度は輸入車の販売が好調だ。日本市場における戦略の基本は、輸入車のディーラー、ユーザーとの関係を緊密にすること。新車装着のタイヤを履き替える際に、当社のタイヤが選ばれるよう販促活動を続けていく。
 また、国産車のオーナーにも当社の製品の優位性や魅力、良さをアピールしていきたい。

―売れ筋と注力商品は

 ポンツォーニ社長 「チントゥラート」ファミリーが、日本市場で需要のあるサイズを

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