横浜ゴムは8月20日、8月27日から9月7日までロシアで開催される「モスクワ国際オートモービルサロン2014」に出展すると発表した。
グローバル・フラッグシップブランド「アドバン」、ウインタータイヤブランド「アイスガード」などを中心に展示し、“高性能なYOKOHAMA”のイメージ浸透を図るとしている。
ロシア市場で需要の多いウインタータイヤを紹介するコーナーでは、北欧ロシア向け乗用車用スタッドタイヤの新商品「アイスガード スタッド アイジーゴーゴー」をメインに「アイスガード スタッドレス アイジーゴジュウ」も紹介し、氷雪上性能をアピールする。また、「アイスガード スタッド アイジーゴーゴー」のプロモーションとして商品訴求とリンクした忍者パフォーマンスを実施し、信頼性の高い日本の技術を採用した商品であることを訴求する。
さらに、モータースポーツにおけるYOKOHAMAの高い知名度を活かし、レーシングカーやチューニングカーに加え、子供にも人気の高いレーシングカートを展示する。
また、同社独自のオレンジオイル配合技術が生み出す効果を体感できるデモンストレーションも用意し、ヨコハマタイヤに投入されている高い技術力を訴求する。
ロシアは横浜ゴムにとって世界有数の大市場であり、外資系タイヤメーカーの中でシェア上位を誇っている。11年末に日本のタイヤメーカーとして初めて操業した乗用車用タイヤ工場は、今秋には年産160万本に増強。併せて販売網の拡充も続けており、商品供給力と販売力の両面を継続的に強化している。