昭和ホールディングスの子会社である昭和ゴム㈱(渡邉正代表取締役社長)は先ごろ、ビジネスユニット制導入による組織変更を行ったと発表した。
同社は7月14日付けで、顧客サービスの向上と、より機動的な事業運営を目的として、現在の事業分野ごとに特化したビジネスユニット(BU)を編成し、以下のとおり3つのビジネスユニットと支援ユニットに組織を再編したもの。
◇プラント防食BU
主な取り扱い:ゴムライニング等プラント設備の耐食施工。
◇コンポーネントBU
主な取り扱い:工業機械設備等へのパーツの共同開発ならびに製造供給。
◇コンシューマー&メディカルBU
主な取り扱い:医療用品、一般消費者向け商品等の企画開発ならびに製造販売。
◇事業支援BU
主な取り扱い:支援管理業務(人材、財務、資産、等)。
同社では、過去の営業、製造、開発などの機能別組織を廃止し、ビジネス領域ごとに企画開発から製造(施工)、フォローアップまでシームレスかつスピーディーにサービスを提供できる組織体制に再編した。
それに伴い、各BUにはこの数年、社内で急成長した新進気鋭のCOO(最高執行責任者)を選任し、ユニットごとに強力な開拓推進者を配置したとしている。