合成ゴム工業会はこのほど2014年上半期の合成ゴム生産・出荷実績をまとめた。
2014年上期の合成ゴム需要環境は、海外市況の悪化、国内市場での需要低迷による販売低調の影響はあった一方、海外市場では為替相場が円安に転じたことによる輸出販売価格の押し上げもあった。
こうした需要環境の中、合成ゴム生産量は79万8517tで前年比6・2%減、出荷数量は同3・8%減の76万2383tとなり、ともに前年を下回った。
出荷販売金額は2727億500万円となった。
品目別に見るとタイヤ向けを中心とする汎用のSBRは、生産
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