ユニチカは8月27日、同日開催の取締役会において、同社の連結子会社であるユニチカスピニングについて2014年度中に事業を縮小することを決議したと発表した。
ユニチカスピニングの佐賀工場を閉鎖するとともに、事業を同社長崎工場へ集約する。2014年度中に佐賀工場での生産を終了し、必要な設備を長崎工場へ移設することを計画している。
事業縮小の理由は、同社が新中期経営計画に織り込んだ事業ポートフォリオ改革の一環としている。
ユニチカスピニングは長崎県松浦市に所在、代表者は山口均代表取締役社長。事業内容は繊維製品の製造加工販売等、設立年月は1971年3月。資本金は4億2000万円、株主構成は同社が100%となっている。
同事業縮小による当期の連結業績に与える影響については、現時点では不明のため、今後その影響が明らかとなり次第、速やかに知らせるとしている。