荏原実業　連結子会社トリニタスを吸収合併

　荏原実業は８月26日、同日開催された取締役会において、同社連結子会社であるトリニタスを吸収合併することについて決議したと発表した。

　なお、同合併は同社１００％連結子会社を対象とする簡易吸収合併であるため、開示事項・内容を一部省略して開示している。

　トリニタスは同社の連結子会社として産業機械等の販売をおこなってきたが、営業・経営体制の見直しをおこない、荏原実業が手掛ける様々な製品・サービスとのシナジーをより発揮することを目的に今回の合併を決議した。

　合併の日程は、合併決議取締役会、合併契約締結日が８月26日、合併の予定（効力発生日）が10月１日。同合併は、会社法第７９６条第３項及び同法第７８４条第１項の規定に基づき、株主総会の承認を必要としない簡易合併及び略式合併の手続きによりおこなう。

　合併方式は、同社を存続会社とする吸収合併方式とし、トリニタスは解散する。

　合併に係る割当て内容は、同社１００％連結子会社との合併であるため、本合併による新株式の発行及び資本金の増加ならびに合併交付金の支払いはない。

　また、同合併による当社の名称、所在地、代表者の役職・氏名、事業内容、資本金及び決算期に変更はない。

　今後の見通しとしては、同合併は、同社１００％連結子会社との合併であるため、連結業績へ与える影響はないとしている。