日本グッドイヤーは、スタンダードタイヤ「GT―Eco Stage(ジーティー・エコステージ)」を2011年2月1日より発売すると昨年末発表した。
同タイヤはグッドイヤーブランドのスタンダードタイヤ「GT―HYBRID Eco edition」の後継となる商品で、ユーザーニーズの高い低燃費性能と長持ち性能をより進化させたエコで得な「エコトクタイヤ」となっている。
車を日常の移動手段と捉える一般ユーザーや主婦層、ファミリーカーの純正サイズ履き替え等がターゲットとなる。
当日は谷川光照社長のあいさつに続き、販売企画本部製品開発マネージャー福永耕大氏が商品説明を行った。
新開発となる「e―Hybridコンパウンドtype―ES」を採用することにより、トレッドの発熱が抑制され、転がり抵抗が低減される。 また、ゴム分子の結合力を強化し、タイヤの摩耗を抑え、ロングライフを実現したという。
トレッドの内端と外端に、S字状で流れる一連のブロックの集合体を、タイヤ全体に規則正しく形成させた「e―Stream」パターンの採用もロングライフ化に貢献する。
硬柔2種類のゴムでサイドウォールを2層化することにより、フレキシブルな剛性を確保。これによりしなやかな乗り心地と優れた操縦安定性を実現した。ま た、サイズに応じて4もしくは5リブを採用し、ブロッ ク剛性と溝配置を最適化させることにより、操縦安定性だけでなく、ウエット性能も高めた。
なお、ラベリング制度に基づく表示は、転がり抵抗性能「A」、ウェットグリップ性能「c」となる。商品ラインナップは13~17インチの計41サイズ。価格はいずれもオープン。
2011年01月06日