【シリコーンゴム特集】東レ・ダウコーニング ターボ用ホースでFSR拡販

2014年10月04日

ゴムタイムス社

東レ・ダウ

 東レ・ダウコーニング(東京都千代田区、桜井会長・CEO)のシリコーン製品は、インフラから鉄道、自動車、家電、コスメなど生活のあらゆる面で活用されている。

 シリコーンゴムの需要動向について、主力の自動車関連部品では、昨年は自動車生産伸長に沿った形でシリコーンゴム販売も順調に推移した。足元の需要に関しても、4月以降は国内自動車生産の反動の影響は軽微にとどまった。

 グローバルでは、自動車生産は伸びており、海外に進出した日系メーカーやサプライヤーの需要に、ダウコーニングの強みの一つであるグローバルネットワークを活かした対応により、今年上半期の販売は堅調だった。

 同社はフロロシリコーンゴム(FSR)の拡販に注力し、ターボチャージャー用ホース、ダイヤフラム、Oリングなどの用途で、フッ素ゴムの代替として提案してきた。

 ターボチャージャー用ホースはラミネート構造になっており、これまでは

全文:約1042文字

関連キーワード:

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー