11年上半期 プラ加工機械生産 押出、ブロー機が3割増加

2011年09月14日

ゴムタイムス社

 日本プラスチック機械工業会は、このほど6月のプラチック加工機械の生産実績をまとめた。
 プラスチック加工機械の生産実績は前年同月比3%増の1228台、金額は同14・8%増の137億5700万円となった。
 1~6月の上半期では、同21・1%増の7083台、金額では同35・8%増の887億4600万円となった。
 機種別では射出成形機が同2・3%増の1082台、金額は同9%増の113億7500万円となった。
 型締力別の内訳では、4機種中3機種が増加となった。
 押出機は前年同月比では38・5%増の36台となり、5月に比べ4台増加した。金額では247・9%増の10億5400万円と大幅に増加した。
 ブロー成形機は、同32・4%増の49台、金額では6・2%増の8億5100万円と好調に推移している。
 一方、6月の各成形機の輸出実績は射出成形機の輸出では11・2%減の1066台だったが、押出成形機では95・5%増の131台、ブロー成形機では30%増の26台といずれも増加した。特に押出成形機は、前月比でも2倍近い伸びを見せた。

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